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じょそぷり 和海√シナリオ

こ、これは・・・とてもギャルゲです\(^o^)/
いや、ラノベかな。そんな感じになってしまったwwwwwwwwww

視点変換めちゃくちゃ使っちゃってほとんど一人称を和海で書いちゃって男目線だからギャルゲみたいなー
まぁいいや。これは由紀では書けなかった・・・難しかった(言い訳)
ちなみに、一行空けてるのが場面転換で、*が視点変換です。

主人公のキャラが掴めないいいいー、うおおおおお・・・むずかしい・・・。
和海ルートは書いてて楽しかった(*´∀`*)普通にラブコメ・・・かな。

学校名、日和学園とか適当につけてたけど変えて錫ヶ之宮学園にしてみたよ~。

CV.イメージは下野紘たんとか

キャラ6 恵村 和海(エムラカズミ)
途中から加わるクラスの男子 一人称は俺
おふざけで女装させたら超可愛かった。ショートカット希望。「俺は男だ!」のキャラ
笑顔かわいい。クラスの人気者。初日に主人公に一目ぼれ
「俺の女装でお前が笑顔になるなら悪かねーかもな・・」みたいなー



ぽかぽか陽気に誘われてうつらうつらとしちゃう、まだ午前中なのに。
こんなに平和なのだから昨日あったことは嘘だと思いたい。
・・・けど、夢のようで夢じゃないんだよね。女の子とお知り合いになるという目的は果たせなかった訳だけどいいじゃない女装男子!余計美味しいわ!と考えておくことにした。
性別はあまり気にしたことがなく、要は可愛ければ何でも良かったりする人種なのだ。
ふぁあ・・・授業が退屈すぎて寝そう・・・やば――ガクッ
その時、ガラッと教室の扉が開かれた。ハッ!!
和海「すいまっせーん、おくれましたーー!!」
教師「恵村くんか、とりあえず座って」
和海「はーーい」
恵村和海くんだ、席が隣でよく私を気にかけてくれる笑顔が素敵な男の子。
早速沢山の男の子に囲まれてるし・・・人気者だなぁ。
授業中なのに休み時間の雰囲気だよー、すごいなぁ和海くん。
関心して和海くんを見てたら目が合っちゃった、わわ・・っと、とりあえず挨拶!だよね
由紀「おはようっ」
和海「あ・・・おは、よう・・!」
あれ、和海くん顔赤い・・・?
クラスメイト「あー、和光さん、気にしないでいいよ。こいつ女の子前にすると固まっちゃうチェリーボーイくんだから」
和海「チェ、チェリー・・・!?そんなことねーし!女とか超余裕だし!」
クラスメイト「嘘だな」
和海「嘘じゃねーよ!」
クラスメイト「じゃあ、和光さんの目、3秒以上見れるか?」
和海「えっ、目!?」
クラスメイト「はい、じゃあ、いち――」
和海「・・・・・・」
じーっと和海くんに見つめられる。う・・・何だか恥ずかしい。
クラスメイト「に――」
和海「・・・むむむ」
クラスメイト「さ―――・・・・」
和海「だああああああああ!!やっぱり無理だ!女子と目を合わせるなんてできねー!!」
クラスメイト「ほらな、目を合わせるだけでも一苦労なんだから・・・ごめんね和光さん、こんな奴で」
和海「何でお前が謝ってんだ!つかこんな奴ってどういうことだーー!!」
由紀「ふふっ」
和海「あ、悪い・・コントみたいになっちまって。それに・・、ほんとにこんな俺でごめん」
由紀「え、何で?面白いよ。それに和海くんみたいな男の子、可愛くて好きだよ」
和海「好き!?かわいい!?///」
クラスメイト「残念だなー、かっこいいじゃなくて」
和海「・・・!お、俺絶対お前にかっこいいって言ってもらえるような男になるから!」
由紀「え・・・」
和海「待ってろ!可愛いとか言わせねーんだからな!!」
ど、どうしよう・・・えらい展開になってしまった。可愛いってそういう意味で言ったんじゃないのになあ。
和海くんの友達が口車に乗せるから~!!でも、和海くんの事可愛いなあと思ってしまう。
教師「あのー・・・そろそろ授業再開していい?」
3人『どうぞ!』
授業中だった\(^o^)/影の薄い先生とかそんなこと思ってないない!

クラスメイト「和海ー、お前に客ー」
和海「んあ?誰?」
和海くんはまだ2限目だっていうのに早弁している。
クラスメイト「生徒会長様」
和海「げ!マジかよ・・、何の用だよ」
ぶつくさ言いながら和海くんはお客様を迎えに行った。生徒会長・・・って誰だっけ。
  *
鷹斗「こんばんは、和海くん。俺のこと知ってる?」
和海「どうも。知ってますよ、生徒会長さん・・・ですよね」
と言っても存在だけだったけど。こんな顔してたのか生徒会長。
鷹斗「うん、知ってくれてて嬉しいよ。今日は君に渡すものがあったんだ」
和海「渡すもの?」
鷹斗「はい、これ。学園長から」
和海「学園長・・・から?」
鷹斗「開けてみて」
和海「これ・・・女子制服――?」
鷹斗「うん。学園長の期待に応えられるよう頑張ってね~」
和海「ちょ・・・、これって俺に女装しろってことかよ!」
鷹斗「昨日、桃ちゃん(担任)に女装させられたそうじゃない、すごい似合ってたとか。この学園の情報網で学園町に伝わっちゃったから仕方ないよね、頑張って女装してね」
この学園に伝わる学園長が考え出した女装制度というもの――それは文字のとおり女装しなければならない制度なのだが、これが結構厄介なもので、学園長直々に指名された生徒は強制的に女装を命じられる。拒否することは許されないのだ。連中達は皆好んでやってるみたいだけど俺にそんな気はない。毎日女装で登校なんて・・できない。
和海「それは――今日からずっと女装ということになるのか?」
鷹斗「そうなるねー」
和海「マジ・・・かよ・・、学園長命令、だもんな。拒否できないってことで有名な」
鷹斗「・・・ねえ、落ち込んでるみたいだから良い知らせ、君、転校生の和光由紀のことが気になってるでしょ?」
会長の口から由紀の名前が出てドキッとした。何でこいつがあいつの名前知ってるんだ・・
和海「あいつは関係ねーだろ」
鷹斗「それが全く無関係って訳でもない。あの子はね――可愛い女の子が大好きなんだ」
和海「え・・・」
鷹斗「だからさ、君は女装した方が成功の確率があるって訳」
女装した方が確率が上がる・・・?それを聞いて興味が少し湧いた。
鷹斗「んじゃ、それ渡しておくから。着替えといてね」
和海「あ・・・っ、ちょ・・」
言い残して会長は行ってしまった。どうすりゃいいんだこの女子制服・・・。
   *
何やら和海くんが大きな紙袋を下げて帰ってきた。表情も何だか疲れているような。
由紀「おかえりなさい、会長さん何の用事だったの?」
和海「あ・・由紀・・・」
由紀「え、どうかした?」
和海くんは私の顔を見た途端突然顔を赤くした。
和海「う・・・うわああああああああああやっぱ俺にはできねえええええええええ!!!!」
由紀「えっ!ちょ、和海くん!?」
和海「うわああああああああああああああああ」
由紀「あっ・・・」
どういうことなのか、和海くんは全速力で教室を出て行ってしまったのだ!
由紀「行っちゃった・・・」
私、何かしたっけ。
それにあの紙袋の中身がすごく気になる。何かいけないものが入ってる、とか?
 
  *
思わず逃げてしまったけど、何やってんだ俺・・・。はぁ。大きな溜息をつく。自分が嫌になる。いい加減覚悟決めろよ。あいつ傷ついてないかな・・・。
和海「はぁ・・・」
玲「あれ、和海ちゃんだー、こんな時間にこんな場所で何してるのお?」
和海「うわっ!?・・・って何だ玲じゃん」
後ろからの声に振り替えるとそこには千倉玲がいた。女装してる人物の1人。こいつとは幼馴染でもあるのだ。モデルをやってることもあり、正体を知って居ても超がつくほど可愛い。俺もこいつほど可愛ければ乗り気になれるのかもしれない。
玲「えへへっ、お久しぶり!どうしたの?珍しく元気ないねえ」
和海「ああ、まあな・・・。俺にだって色々悩みとかあんだよ、ほっとけ」
玲「そういうことならぁー、玲ちゃんにおまかせ!あ、ひょっとして恋のお悩み?」
和海「う・・・まあ当たってるけど違う」
玲「えー!何それー、どういうことー!・・・ねえ、その袋には何が入ってるのー?」
和海「これは――その・・・ごにょごにょ」
玲「んー?あやしいなあ・・・じとー」
と言いながらじと目。こいつ・・・まさか
玲「えいっ!」
和海「あ・・・っおい」
玲「これ――女子制服・・・?・・・和海ちゃん女装するの?」
和海「んなわけねーだろ。ただ――学園長に頼まれたんだ、やってみないかって・・」
玲「なあんだ、それなら納得。和海ちゃん可愛いからきっと似合うよ!玲には負けるけど、えへへっ」
和海「・・・。ま、まあそういうことで悩んでんだよ。お前は可愛いから似合うけど俺がやっても気持ち悪いだけだっつーの。でも――興味がない訳じゃないんだよな・・・」
玲「・・・よし!そんな煮え切れない和海ちゃんに玲ちゃんが背中押してあげる!」
和海「は?どういうことだ――よ・・・」
玲「えーーい!ぴ~りりかぴぴらら~ぺんぺると~☆」
玲が昔日曜朝でやっていた子供向けアニメのような呪文を唱えたその瞬間――なんと
全身が光に包まれ――信じられないことにそこには女装姿の俺が居た\(^o^)/
和海「は・・え、えええええええええええええ!?なんだこれ!は!?」
玲「えへへ~、玲ちゃんマジックも出来るんだよ~、わあ、女装和海ちゃん可愛い☆」
和海「どうしてくれるんだこれ!!!つか元の服どこ行ったんだよ!」
玲「え、えへ・・。あ、もうこんな時間だ、玲教室に戻らないと、じゃあね~」
スキップしながら玲はどこかへ行った。足早ッ!もう居ないし・・。どうすればいいんだよこんな姿で・・・。ぽつんとそこに取り残された。スカートスース―する・・うう・・。
  *
結局あれから和海くんは戻ってこなかった。そして今は昼休みになってしまった
学食行こう。お腹減った。

・・・あれ、気のせいかな。何処かから猫の声が聞こえる。気のせいじゃないよね。
どこだろ・・・こっち、かな。と思って中庭の方へやって来た。あれ、誰か居る・・・。
和海「はぁ。何か大変なことになっちまったなあ。・・なあ、俺可愛いか?・・・ってお前の方が可愛いよ。・・っ、お前マジかわいいなあ・・・ぎゅううううってしてえええ!」
え、ええええええええええええええ!?何かとんでもない場面に出くわしてしまった!?
ぎゅううううううってしたいって言ってるのにもう既にぎゅうううううってしてる!
猫ちゃんにすりすりしてる!!猫ちゃん嫌がってる!何この子!!!かわいい!
和海「・・・どうせなら、お前みたいに可愛くなりてーなあ。猫になるのも悪くねーかも。にゃー・・・なんつって」
ドキッ、この子の笑顔に胸がドクンとした。まるで暖かな太陽な笑顔。何だろ、この気持ち――なんだか・・・すごく・・猫耳を付けたい!!愛でたい!!ハァハァ(*´Д`*)
由紀「あ、あの・・・!」
私は我慢できずに飛び出していた。どうしよう、ドキドキで壊れそうだよ!!!
和海「え?―――ッ!ゆ・・・き・・」
由紀「これ!!!この猫耳を付けてくれませんか!!お願いします!!」
和海「え・・・」
  *
由紀「うわああああああああかわいいいいいいいいい!!!うわああああ」
和海「あ・・・ありがと、う・・・///」
おい、なんだこの状況。誰か俺に説明してくれ。恥ずかしくて死にそう・・・。
由紀「良かったらお名前を教えてくれませんか!いいですか・・・?」
和海「えっ!?う、うん・・・え、えっと・・和・・子・・」
和子って何だよ!!とっさに出たにしてもダサすぎだろ!昭和の人かよ!!!
由紀「和子ちゃん!とっても可愛い名前です!和子ちゃんもとっても可愛いですね」
・・・ッ!こ、こいつ・・口説きにかかってる・・!
でも好都合だ、ここは和子として振る舞おう!
由紀「この猫ちゃん可愛いですね、名前とかあるんですか?」
和海「あー、今朝木の上に居るの見つけてさ。拾ってきたんだ。名前はまだないけど」
由紀「へえ・・・すっごいかわいいなあ・・」
和海「・・・き、君の方が可愛い・・よっ///」
由紀「ふふっ、そんなことないですよ~。和子ちゃんの方が100倍可愛いです」
そんなことあるっつーの!まあそういうことにしておこう。そういうところも可愛い。
由紀「和子ちゃんは私の知ってる和海くんっていう人に似てます。とっても可愛いです」
ドキ・・ッ!俺の名前!?鼓動が高く打ち鳴った。俺はおそるおそる聞き出す。
和海「その・・和海くんって人はどんな人なんだ?」
由紀「和海くんは――とっても熱くて可愛くて面白い人です。」
残念ながら期待していたかっこいいという単語は出てこなかった。そう・・だよな。
和海「じゃあ――そいつのこと好き・・なのか?」
うわ・・・っ言ってしまった!!さあ、どうくる!ドキドキ・・・
由紀「好き・・・。そう、だね。今はお友達って感じだけどこれからはきっと好きになると思う。とっても魅力的な人なんです、和海くんは」
その瞬間――俺の中の何かが溢れ出した、気がする。ああ、俺は由紀が好きだ。そう気づくと心がすーっと軽くなった。
和海「そっか!じゃ、じゃあ俺そろそろ行くから・・・」
由紀「はいっ!また、会いましょう」
和海「あ、そうだ。もうこの猫耳取ってもいい?」
由紀「駄目です。差し上げます、次に会うときにもつけててくださいねっ」
最高の笑顔でにっこり言われちゃ貰わない訳にはいかなかった。
 *

そして、1週間が過ぎた。何事もなく平和に過ごしている。ただ1つだけ気がかりなのが和子ちゃんに1度も会えていないということだ。はぁ・・・会いたいなぁ猫耳少女。
和海「おはよー」
由紀「あっ、和海くん、おはよう!」
和海くんともすごく自然に話ができるようになった。お互い緊張しなくなった間柄になったのだ。といっても全然そんな関係じゃない。
和海「暗い顔して・・・どうかしたのか?」
由紀「えっ、ううん。何でもないよ、ただ――会いたい子に会えてないだけ」
和海「会いたい子?誰なんだ?」
由紀「和子ちゃんっていう子、すごい和海くんに似てるから紹介したいなあ」
和海「・・・!////ふ、ふーん?」
和子ちゃんの話題で何で和海くんが照れてるのだろう。うーん、謎だ。

  *
鷹斗「ねーえ、恵村くん?俺言ったよね、毎日女装することって。君全然してないじゃん」
和海「えっ!会長知ってたんですか。ははは・・・」
鷹斗「そろそろしなきゃ学園長が君に怒って退学にさせちゃうかもね」
和海「は!?」
鷹斗「まぁ嘘だけど。ほんとにやりかねないよねえ。だから君は女装をすべきだよ」
和海「何だその理屈!まあやりかねないけどさ・・。だからって――!」
鷹斗「問答無用~!」
和海「ぎゃああああああああああ無理矢理脱がそうとするなあああああああ!!変態かああああああああ!!!」
鷹斗「変態かあ・・・悪くないね。ふっふっふ・・・」
和海「ぎゃあああああああああああああああ!!助けろおおおおおおおおおお!!」
こうして俺は再び和子になってしまった――――。

うー・・・正直スカートはスース―して好きじゃない。しかもこれ短すぎんだろ。何だこれ会長の趣味か?あの人は変態の域っつーか・・・うん、確実に変態だった。
廊下をぽつぽつと歩いていると突然大きな声が聞こえてきた。何の騒ぎだ?
由紀「だから!あれはどう考えても貴方が悪いんです!私は悪くないんですからね!?」
不良「はあ!?あれはお前がぼーっと突っ立ってるのが悪かっただろ!」
由紀「貴方達がぶつかってきたからじゃないですかー!おかげで1日3食限定メロンパンが潰れちゃったじゃないですかー!どうしてくれるんですか!」
1日3食限定・・・ああ、あの最高級の食材で作ったというこの学園の名物のメロンパンか。
・・・ちょっと待て。この声まさか・・・・!由紀!?
由紀「やっと買えたのにー!うぅ・・・私のメロンパン・・・」
不良「うるせえええ!!いい加減にしないと痛い目に合わせるぞ!!」
由紀「きゃああああああああ触らないでー!変態!いやあああああああ!!」
和海「・・・そこまで」
由紀「か・・・、和子ちゃん!!!!!!!」
俺はとっさに飛び出していた。しかも、猫耳なんていうオプションもつけて。
不良「和子お?こいつどう見ても2組の恵村じゃ―――」
和海「おっと、俺は困ってる奴がいたら駆けつける愛と勇気の猫耳戦士――猫村和子だぜ!」
由紀「きゃああああ和子ちゃんかっこいいいいい!!」
か・・・かっこいい!?めちゃくちゃ恥ずかしいけどなんか一気にやる気が!!
不良「ふは・・・っ、いいじゃん付き合ってやろうじゃん!面白れえ」
おそらくこいつは事態を理解しているんだろう。つーか俺は他クラスの奴にも顔を知られてるほどの有名人なのか。ふ・・・有名人はツライぜ。
和海「よっし、いっくぜええええええええええ!!!」
不良「こいよ!!!!!!!!」
はああああああああっと拳に力を込め不良に目掛けてパンチを繰り出す!!
そのパンチは不良の胴に一発撃ち込まれた。不良は地面に足をつく。おっし!!
不良「ぐは・・・っこいつ強ええ・・ぐふっ」
由紀「きゃあああああ和子ちゃんすごい!!すごい!かっこいいー!!」
和海「大丈夫か?何もされてないか?」
由紀「うんっ!和子ちゃんが守ってくれたおかげだよ!このとおり、なんともないよ!」
和海「そっか・・・お前に何もなくてよかった・・っ」
由紀「和子・・・ちゃん?どうかしたの?」
――その時俺は安堵の思いと由紀への想いが溢れだした。そして、言ってしまったのだった。
和海「由紀・・・俺、お前が―――だ、大・・好きだあああああああああああ!!」
由紀「きゃああああああ!和子ちゃん!?じゃ、じゃなくて和海くん!?」
・・・あ。しまった。正体がバレた。さすがにバレてしまったようだ。
由紀「何で女装してるの!?えー!可愛いー!可愛いよおおお和海くん!」
和海「これには深い訳があってだな・・・。つか可愛いばっか言うな!!恥ずかしいんだよ!」
由紀「ふふっ、嘘だよ。すごくかっこよかったよ――ちゅっ」
和海「・・・!////」
頬に当たった柔らかい感触。それは紛れもなく由紀の唇だった――。
リップクリームなのかグロスなのか、とても甘い良い匂いがした。その感触はまさに――
和海「ぷ・・ぷるぷる・・ぷりん・・・ガクッ」
由紀「きゃああああああ和海くん!?大丈夫!?」
そこで俺の思考回路はショートした。ああ・・・やばいほっぺだけどすごい幸せだ。
  
和海「ん・・・」
由紀「和海くん!気が付いた?良かったあ・・・」
和海「由紀・・・ここは?」
由紀「保健室だよ、和海くん、倒れちゃったから、私がここまで運んできました!和海くん軽いね~、もっと食べるべきだよ~」
和海「保健室・・・」
そっか、俺倒れたんだった。しかも何か意味の分からんことを言った気がするぞ・・・。
って、こいつが運んだってマジかよ!俺これでも60kはあるっていうのに――
由紀「大丈夫?頭痛くない?」
和海「ああ、うん。大丈夫・・・何か、ごめん。お前を助けるつもりが逆に助けられたよな」
由紀「ううん、そんなことないよ。私はすごく助けられたよ。和海くんが居なかったら私どうなってたか分からない。だから、そんなこと言わないで!すごくかっこよかったんだから!」
和海「由紀・・・・なあ、俺、さっきも言ったけどお前のことが大好きだ。お前は俺のこと・・・どう思ってるんだ?好き?」
由紀「わ・・・私は・・・。私も和海くんのこと大好き・・・だよ・・///」
和海「そっか。すげー嬉しい。キス・・・していいか?」
由紀「う、うん」
放課後の保健室。場所が場所だけにすごくドキドキした。交わしたキスはドキドキしすぎてよく分からなかった。けど、相手の鼓動や息遣いが伝わってくる。それだけでドキドキする。由紀も・・・そう思ってくれてたらいいな。

和海「これ、お返しします」
鷹斗「これ――いらないの?というか、返されても困るんだけど」
和海「でも、もういりませんから。なくてもちゃんといいようになりましたんで」
鷹斗「そんなこと言わずにさ。猫村和子、また見たいなあ」
和海「・・・っ、いえ、いりません。ということなので、失礼します!あ、その制服は変態な会長さんによくお似合いだと思うぜ。」
あの後、生徒会長に女子制服が入った紙袋を返しに行った。会長は残念がっていたけど俺にあれはいらない。猫村和子、人気らしいけど。何だか複雑だ。
  *
由紀「和海くん、遅いね。ねー、和子ちゃん」
猫「にゃー」
昨日の事件の後、和海くんとの距離が縮まった。つまりは、私達はそういう関係になった。
私は、日に日に和海くんに惹かれていったのかもしれない。あの――太陽みたいな笑顔に。
あの猫は和子ちゃんと名付けた。私の中では和子ちゃんは永遠であって欲しかったのだ。
由紀「あ、和海くん」
和海「ただいま。ごめん、遅くなった。帰ろうか」
由紀「うん」
私は和子ちゃんに向き直ってまたねと告げた。
由紀「和子ちゃんばいばい、また来るからね」
猫「にゃー」
相変わらず可愛い。
和海「なあ、和子ってどうかと思うんだけど。めっちゃ昭和じゃん。ダサいじゃん」
由紀「そんなことないよ。すごく可愛い名前だよ」
和海「まあ・・・いいけどさ。――由紀」
由紀「ん?なに?・・・っ!」
和海くんからのキスだった。不意打ちでびっくりした。
和海「へへ、不意打ち成功―。由紀、愛してる」
由紀「私も、愛してるよ・・・」
幸せな一時。私は、この人と過ごしたいと強く思った。

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